株主・投資家の皆さまへ
  • 株主・投資家の皆さまへ
  • 株主・投資家の皆さまにおかれましては、日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

    当社グループは、超高齢化、世帯人数の減少、共働き世帯の増加、人口減、社会の成熟化によるお客さまニーズの多様化という大きな社会変化が進むなか、その変化に適合して持続的な成長を図るべく、2014 年度より 5 ヵ年の経営ビジョン「Evolution 60」を推進しております。基本戦略を「エバラブランドの価値向上」と「ニッチ&トップポジションの確立」と定め、「たれの進化」と「コミュニケーションの進化」を経営の軸として、企業としての進化を目指してまいります。

2017 年度の連結業績は、前期対比で減収減益となりました。中長期的な収益基盤の強化を目的に実行した『黄金の味』リニューアルが、当初の想定どおりに進まなかったこともあり、国内の家庭用商品は厳しい数字となりました。しかし、国内業務用商品が伸展し、海外においても着実に上積みが得られ、物流事業、広告宣伝事業、人材派遣事業が大きく業績に貢献しました。グループ、新規事業全体のがんばりによって癒された部分も多かったと感じています。それぞれの事業が磨かれ、成長していることが実感できる決算内容でした。

『黄金の味』については、新しい価値と新しい価格の市場浸透に時間がかかり、まだ販売数量が戻りきっていません。しかし、価値訴求の成功事例が増えてきており、『黄金の味』リニューアルの効果は、利益面でよい影響を出し始めています。業務用事業も利益貢献できる体質が整ってきました。ポーション調味料は、バリエーションと用途の広がりにより、さらなる売上の上積みが期待できます。海外事業については、上海、香港、シンガポール、台湾と拠点を広げ、目標である海外売上高 10 億円に迫る水準まできています。このように「Evolution 60」で掲げた各目標達成に向けた歩みは、確実に前進しております。

成熟市場においては、『黄金の味』リニューアルのように既存品に新しい商品価値を重ねる、『プチッと鍋』のように容器・容量など違った切り口で提案するといった「新価値創造」が必要です。また、新規事業で新たなお客さまと出会う「新規顧客開拓」も必要です。「たれの進化」と「コミュニケーションの進化」を通じた「新価値創造」と「新規顧客開拓」の2軸をバランスよく展開し、業績確保に取り組んでまいります。「Evolution 60」ファイナルステージの 2018 年度においても、今求められる成果をしっかりと出し、次の成長につなげてまいります。

今後とも、なお一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2018年6月
代表取締役社長
宮崎 遵

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