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2019~23年度 中期経営計画 Unique 2023 ~エバラらしさの追究~
(2023年5月に公表)
基本戦略
Ⅰ.コア事業による収益強化と戦略事業の基盤確立
Ⅱ."エバラらしく&面白い"ブランドへの成長
連結数値目標
営業利益28億円、海外売上高20億円、ROE6%
国内市場における超高齢化、世帯人数の減少、共働き世帯の増加、人口減、社会の成熟化に伴うニーズの多様化に加え、デジタルテクノロジーの進展、ミレニアル・Z世代等の新たな消費者層の拡大、アジアの成長や経済のグローバル化等、国内外の事業環境は大きく複雑に変化しております。
このような環境下、中期経営計画「Unique 2023」 では、新価値創造による企業成長を目指すため、基本戦略を「コア事業による収益強化と戦略事業の基盤確立」 「"エバラらしく&面白い"ブランドへの成長」と定めました。
企業成長に向けたチャレンジを継続し、エバラの独自性、面白さに磨きをかけて、当社グループの根幹を支えるコア事業の収益強化を図ってまいります。また、将来の成長ドライバーとなる戦略事業を推進し、国内外で新たな需要、市場を開拓することで、事業規模の拡大とエバラブランドの育成を図ります。
Unique 2023 最終フェーズ (2023年)の取り組み
(2023年5月に公表)


「Unique 2023」の最終フェーズ(2023年度)においては、第2フェーズまでの施策に加え、新型コロナウイルス感染症5類移行による消費者の行動変化や原材料価格、エネルギー価格高騰等の環境変化を踏まえ、以下の課題に取り組みます。
- ① コア事業の収益力強化と生活に寄り添う商品の開発
- ・原材料価格やエネルギー価格の高騰に対応すべく、商品価格改定後の需要喚起及び効率的な生産体制構築に向けた施策を機動的に実行します。
- ・重点販売商品として『黄金の味』、ポーション調味料の販売規模の維持拡大を図ります。
- ・基幹商品のブランド価値を高め、収益力強化を図ります。
- ・これからの生活者の価値観や環境に寄り添った商品・サービスを開発・育成します。
- ② 外部環境の変化に対応した収益モデルの構築と事業基盤の確立
- ・市場変化に応じた商品の選択と集中、及び販路の拡大を図ります。
- ・国内外のR&D及び生産管理体制の整備を通じて、事業基盤を確立します。
- ・グループ全体のシナジーを高めるため、事業ポートフォリオの最適化と経営資源の再配分を進めます。
- ・海外現地法人及び輸出事業の取引拡大により、海外売上高の目標達成を実現します。
- ③ エバラブランドの成長
- ・継続的な人事制度改革に取り組み働きやすい職場環境を整えるとともに、チャレンジ精神と自発的成長の文化を醸成し、Uniqueな人材の育成・確保に努めます。
- ・商品開発体制のさらなる強化やデータ分析の活用等、モノづくりプロセスにおける付加価値の最大化を推進することで市場へのアプローチの機会を拡げてまいります。
- ・各チャネルにおけるステークホルダーとの長期的な共創関係を構築し、お客様とエバラブランドの接点拡大を推進します。
- ・SNSやファンイベントを活用したお客様との双方向コミュニケーションを実現します。
- ・持続可能な社会の実現に向け、SDGsの観点も踏まえたサプライチェーン全体の最適化を推進します。
- ・次期中期経営計画へ向けた基盤整備や成長投資を実行します。
また、前述の各種施策を強力に推し進めつつ、取り巻く環境変化を踏まえた事業戦略の見直しを適時検討・実行いたします。
2023年度の計画値
(百万円) | 2022年度 | 2023年度 |
---|---|---|
実績 | 計画 | |
売上高 | 43,419 | 44,000 |
営業利益 | 2,972 | 1,500 |
営業利益率 | 6.8% | 3.4% |