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循環型社会を実現するため、廃棄物の削減やリサイクルに取り組んでいます。自社3工場(群馬・栃木・津山)では生産工程で生じる廃棄物の削減・リサイクル化を推進し、営業部門では返品率の維持、削減に取り組んでいます。また、お客様のご家庭でゴミを分別しやすくするために容器や包装の改良も行っています。
食品リサイクル法への対応
食品リサイクル法は、食品関連事業者(製造、流通、外食等)が食品廃棄物等の発生抑制や、飼料・肥料等の原材料としての再生利用等を促進するための法律です。エバラ食品も食品関連事業者に該当するため、工場の生産工程から発生する食品残さに加え、営業返品の発生抑制や再資源化に取り組んでいます。2023年度の食品リサイクル率は96.9%でした。
主力商品にリサイクルしやすいダンボールを採用
2017年度に実施した「黄金の味」リニューアルの際には、360グラムと480グラムの容量帯で、側面に波状のミシン目を入れた、カットテープを使わないダンボールを採用しました。開封時にテープゴミが出ずリサイクルしやすくなるとともに、切断面がきれいになり、開封性がアップしました。
容器のリサイクル化への取り組み
2016年4月から、「浅漬けの素」の識別表示マークが従来の「プラ」から「PETボトル」になりました。識別表示マークとは、法律に基づいて表示される、分別回収を促進するためのマークで、「PETボトル」は「プラ」よりもさまざまな商品にリサイクルが可能です。今回の変更により、資源の有効活用や環境負荷低減にも貢献しています。
分別しやすい容器
お客様のご家庭でゴミを分別しやすくするために容器や包装の改良を行っています。使用後のびん本体からキャップやラベルを分別しやすくするために、外しやすいキャップに変更し、ラベルは紙製からミシン目のあるプラスチック製に変更するなど、工夫しています。
- 変更前
(従来品の分別方法) - 変更後
(ビンやPETボトルの一部の商品の分別方法)