おろし、煮物、漬け物、切り干しなど
さまざまな楽しみ方ができる大根。
食卓では、根の部分だけでなく、
葉の部分も大活躍!
大根の
おいしい楽しみ方
カットしてあるものは、切り口がみずみずしくスが入っていないものを選びます。表面にハリとツヤがあり、ずっしりと重みのあるものが良品。葉つきの場合は、葉の緑が濃く、みずみずしいものを選びます。
首に近い部分は甘味があるため、生でサラダや浅漬けに、中央部分はおでんやふろふき大根など煮物に、辛味のある先端は大根おろしなど薬味に向きます。葉はじゃことの炒め煮や菜飯にして無駄なく利用できます。
葉から水分が蒸発するため、根と葉を切り分け、別々に保存します。根は丸ごとなら新聞紙で包んで冷暗所に。使いかけのものは切り口をラップで包んで冷蔵庫で立てて保存します。
大根の豆知識
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- 胃もたれ・胸焼けに!
- 大根の白い根の部分はほとんどが水分で、ビタミンCを多少含む程度ですが、消化酵素のジアスターゼを含んでいるのが特長です。ジアスターゼはアミラーゼとも呼ばれ、食べ過ぎによる胃もたれや胸やけの解消に役立ちます。しかし、ジアスターゼは熱に弱いため、生食で最も効果を発揮します!
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- 葉は栄養豊富な緑黄色野菜
- 大根の根の部分は淡色野菜に分類されますが、葉は栄養豊富な緑黄色野菜。カロテンをはじめ、ビタミンC・E、カルシウムや鉄などのミネラル類も豊富に含まれています。
大根の産地を知ろう
秋冬大根 |
旬:10月~3月 産地:千葉、神奈川 |
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春大根 |
旬:3月~5月 産地:千葉 |
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夏大根 |
旬:7月~9月 産地:北海道、青森 |
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大根の基本情報
【学名】 | Raphanus sativus L. var. longipinnatus L.H.Bailey |
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【分類】 | 根菜類 淡色野菜 |
【科】 | アブラナ科 |
【原産地】 | 中央アジア、地中海沿岸 |
デンプンの分解を促進する消化酵素であるジアスターゼ(アミラーゼ)が含まれており、消化不良症状の改善が期待できます! |
引用・参考文献:「総合食品事典 第六版」東京同文書院刊
バリエーションに富んだ
大根の仲間たち
監修:料理研究家 管理栄養士 岩﨑啓子