クセが少なく、
ボリュームたっぷりのキャベツ。
いろんなお料理に使える
健康野菜は食卓の救世主!
キャベツの
おいしい楽しみ方
切り口がみずみずしいものが新鮮。春キャベツは緑が濃く、ふんわりと結球したもの、冬キャベツは巻きがしっかりとして、ずっしりと重みのあるものを選びます。カットしたものは断面が盛り上がっていないものを選びましょう!
生で食べても加熱調理して食べてもおいしく、和洋中どんな料理にも使える万能野菜です。柔らかな春キャベツは生食が向きます。胃腸の調子を整えるビタミンUやビタミンCは熱に弱いため、サラダやジュース、浅漬けなどにして摂ると効果的!
カットされていない場合は、芯をくり抜き、水で濡らしたキッチンペーパーなどを詰めてからポリエチレン袋に入れて冷蔵庫で保存します。外側から1枚ずつはがして使うと長持ちします。カットしたものはラップできっちり包んで保存して、なるべく早く食べるようにしましょう。
キャベツの豆知識
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- 江戸時代は鑑賞用!?
- 日本にはオランダ経由で江戸時代に渡来しましたが、当時は葉ぼたんなど鑑賞用として栽培されていたようです。野菜として本格的に利用されるのは明治時代に入ってからです。今では食卓の定番となっているキャベツですが、食用となったのは、意外と最近なんです!
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- 特有成分のビタミンUが
胃を守る! - キャベツには胃腸障害の回復に効果があるビタミンUが含まれています。 このビタミンはキャベツから発見されたので、別名キャベジンとも呼ばれる水溶性ビタミン様物質です。
- 特有成分のビタミンUが
キャベツの産地を知ろう
春キャベツ |
旬:2月~6月 産地:千葉、神奈川 |
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夏秋キャベツ |
旬:7月~10月 産地:群馬、長野 |
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冬キャベツ |
旬:11月~3月 産地:愛知、千葉 |
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キャベツの基本情報
【学名】 | Brassica oleracea L.(capitata group) |
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【分類】 | 葉菜類 淡色野菜 |
【科】 | アブラナ科 |
【原産地】 | ヨーロッパ |
ビタミンC、ビタミンKなどが豊富に含まれています。また、キャベツに特有のビタミンUは「キャベジン」と呼ばれ、胃腸の調子を整える効果が認められています。 |
引用・参考文献:「総合食品事典 第六版」東京同文書院刊
バリエーションに富んだ
キャベツの仲間たち
監修:料理研究家 管理栄養士 岩﨑啓子