約95%が水分でできている、
みずみずしさたっぷりのきゅうり。
カリッとした歯ざわりや
さわやかな香りは暑い夏にぴったり!
きゅうりの
おいしい楽しみ方
イボがとがってチクチクと痛いほどのものが新鮮で、曲がっていても全体の太さが均一なものが良品。先が細くなっているものはスが入っている場合あり!
サラダや浅漬けにするのが一番!
軽く塩をふってまな板の上で転がす「板ずり」をすると、イボがとれて緑色が鮮やかになります。普通に切って使うほか、すりこ木などでたたいて割れ目を入れてから手で割ると、味のなじみが良くなります。
冷やし過ぎると傷むため、ポリエチレン袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。みずみずしさが命なので、3~4日で使い切るのがポイント!
きゅうりの豆知識
-
- きゅうりの語源は?
-
きゅうりの語源は、中国西域の胡から伝わったので「胡瓜」など、諸説ありますが、黄色い瓜、「黄瓜(きうり)」というのが有力だとか。
緑色のきゅうりは未熟果で、熟すと黄色くなります。
かつては黄色く熟したものを食用にしていたようです。
-
- きゅうりは
ビタミンCを破壊する? -
きゅうりには、ビタミンCを壊すアスコルビナーゼという酵素が含まれていて、ビタミンCを多く含む食材と一緒に調理すると効果が弱くなります。
酢を使って調理すると活性が下がるため、ドレッシングを使ったサラダや酢の物にするのがオススメです!
- きゅうりは
きゅうりの産地を知ろう
夏秋きゅうり |
旬:7月~9月 産地:群馬・福島・岩手 |
---|
冬春きゅうり |
旬:3月~5月 産地:宮崎・群馬・埼玉・千葉 |
---|
きゅうりの基本情報
【学名】 | Cucumis sativus L. |
---|---|
【分類】 | 果菜類 淡色野菜 |
【科】 | ウリ科 |
【原産地】 | インド |
構成要素は主に水分・カリウム・ビタミンCなど。カリウムには利尿作用があり、むくみ解消に効果アリ! |
引用・参考文献:「総合食品事典 第六版」東京同文書院刊
バリエーションに富んだ
きゅうりの仲間たち
監修:料理研究家 管理栄養士 岩﨑啓子