シャキシャキとした食感は
サラダで大活躍。
火を通すとしんなりとして、
別の楽しみ方ができる野菜です。
レタスの
おいしい楽しみ方
玉レタスは巻きが硬く締まったものより、ふんわりとしたものを選びます。切り口が白く、10円玉くらいの大きさのものが良品です。赤く変色しているものは酸化しているため避けたほうが良いでしょう。
包丁で切ると、切り口から酸化して色が悪くなったり、風味が落ちるため、手でちぎって使います。生でサラダにするほか、牛肉との炒め物や、チャーハンなど加熱調理もおすすめです。
ポリフィルムで包装されているものは、捨てずに最後までそのまま包んで冷蔵庫で保存します。一番外側の葉を捨てずに残しておき、残ったレタスを包んで保存すると長持ちします。
レタスの豆知識
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- 和名の「ちしゃ」は
「乳草」から - レタスの和名は「蒿苣(ちしゃ)」。これは「乳草」がなまって「チサ」になったもので、レタスの茎を切ると白い乳状の液体が出ることからきています。ちなみに、学名のLactucaも乳という意味です。
- 和名の「ちしゃ」は
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- サラダ野菜の定番、
加熱調理もおすすめ - シャキシャキと歯ざわりが良く、サラダ野菜として人気です。生で食べるのが一般的ですが、さっと火を通してもおいしくいただけます。炒め物やスープのほか、レタスしゃぶしゃぶも美味。火を通すとカサが減るので、たっぷり食べられます。
- サラダ野菜の定番、
レタスの産地を知ろう
レタス |
旬:3~5月 産地:長野、茨城、群馬 |
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レタスの基本情報
【学名】 | Lactuca sativa L. |
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【分類】 | 葉菜類 |
【科】 | キク科 |
【原産地】 | 地中海沿岸・西アジア |
レタスの乳状の液体(サポニン)には、精神を安定させる作用があります。また、カルシウムも含まれ、イライラを鎮める作用があるため、ストレスがたまったときには、レタスのサラダがおすすめ。シャキシャキとした歯ざわりの良さも、気分をリフレッシュしてくれます。 |
引用・参考文献:「総合食品事典 第六版」東京同文書院刊
バリエーションに富んだ
レタスの仲間たち
監修:料理研究家 管理栄養士 岩﨑啓子