アミノ酸をたっぷり含んでおり食べると
口の中に旨みが広がるしめじ。
和洋中どんな料理にも合い、
食卓を賑わせます。
しめじの
おいしい楽しみ方
かさが小ぶりで開きすぎず、軸が白くてハリと弾力のあるものが新鮮です。株が小さくばらけずに、全体にひと株になっているものを選びます。
炒め物や煮物、鍋物など、和洋中、調理法を問わず、どんな料理にも合います。石づきの部分を切り落とし、手で食べやすく分けて使います。
小分けにしてキッチンペーパーを敷いた密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存し、2~3日を目安に使います。冷凍保存もでき、みそ汁などには凍ったまま入れて煮ます。
しめじの豆知識
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- 旨み成分たっぷりの
味の良いきのこ - 「香りまつたけ、味しめじ」と言われますが、その場合のしめじとは「天然のほんしめじ」を指し、ほとんど手に入ることはありません。しめじと言えば、主に栽培ものの「ぶなしめじ」。旨み成分のアミノ酸を豊富に含み、味が良いのが特長です。
- 旨み成分たっぷりの
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- しめじについている
白い綿のようなものは? - しめじの軸に白い綿のようなものがついていることがあります。これは「気中菌糸(きちゅうきんし)」と言って、きのこの一部です。少し苦味がありますが、食べても大丈夫です。
- しめじについている
しめじの産地を知ろう
本しめじ |
旬:9月~11月 産地:岩手・福島 |
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ぶなしめじ |
旬:9月~11月 産地:長野・新潟 |
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しめじの基本情報
【学名】 | Hypsizigus marmoreus (Peck.) Bigelow |
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【分類】 | きのこ類 |
【科】 | キシメジ科 |
【原産地】 | 不明 |
しめじは低カロリーで食物繊維を豊富に含んでいます。食物繊維には便秘の解消や、血中コレステロール値を下げる働きがあります。ビタミンB群、ビタミンDも多く含んでいます。 |
引用・参考文献:「総合食品事典 第六版」東京同文書院刊
バリエーションに富んだ
しめじの仲間たち
監修:料理研究家 管理栄養士 岩﨑啓子