独特の粘り食感を持ち滋養強壮作用がある長芋。
ねばねばからホクホクまで、
いろいろな食感を楽しめる野菜です。
長芋の
おいしい楽しみ方
ずんぐりとしていてひげ根が多く、ずっしりと重みがあり、切り口が変色していないものが新鮮です。
生のまま刻んだり、すりこ木でたたいて浅漬けやサラダ、あえものにするほか、すりおろして麦とろご飯やとろろそば、山かけに。煮物や炒め物、揚げものなど、加熱調理をしても美味です。調理の際は、手を酢水でぬらしてから切ったりすりおろしたりすると、かゆみを防ぐことができます。また、皮をむいた後の変色を防ぐには酢水にさらしてアク抜きし、その後さっと水洗いすると、ぬめりもとれます。
丸ごとなら新聞紙に包んで冷暗所に保存します。使いかけのものは、ラップできっちり包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。
長芋の豆知識
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- 輸出量も多い
ヘルシー食材 - 長芋は日本の生鮮野菜輸出の主要品目。薬膳や健康志向を好む食生活の影響で、輸出量を伸ばしてきました。輸出先は、台湾、アメリカ合衆国、香港、シンガポール共和国など。
- 輸出量も多い
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- 加熱方法で様々な食感が
楽しめる! - 生で食べるとシャキシャキとした歯ざわりですが、加熱するとサクサク、さらにじっくり火を通すとホクホクとした食感に変わります。すりおろして使う場合も、生ではトロトロですが、加熱するとフワフワになるなど、色々な食感が楽しめます。
- 加熱方法で様々な食感が
長芋の産地を知ろう
長芋 |
旬:9月~11月 産地:北海道、青森 |
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長芋の基本情報
【学名】 | Dioscorea japponica |
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【分類】 | 根菜類 |
【科】 | ヤマノイモ科 |
【原産地】 | 熱帯亜熱帯地方、中国、日本 |
ジアスターゼなどのでんぷん分解酵素が豊富に含まれ、消化を促します。ジアスターゼは熱に弱いので、すぐれた消化作用を期待するなら、せん切りやとろろなど生食がおすすめです。 |
引用・参考文献:「総合食品事典 第六版」東京同文書院刊
バリエーションに富んだ
長芋の仲間たち
監修:料理研究家 管理栄養士 岩﨑啓子