お祝い料理に沢山登場し大活躍する野菜、
れんこん。
シャキシャキとした食感から、すりおろしてもちもちとした食感まで幅広く楽しめます!
れんこんの
おいしい楽しみ方
ずんぐりと丸く、皮がしっとりとツヤがあるものを選びます。切り口が白く、みずみずしいものが新鮮。穴の中が黒くなっているものは古くなっています。
シャキシャキとした歯ざわりを活かし、甘酢漬けやきんぴらに。すりおろして挽き肉やエビのすり身に混ぜると、もちもちとした食感が楽しめます。
乾燥しないよう濡らした新聞紙に包んで冷暗所か冷蔵庫で保存します。完全に水に浸して冷蔵庫に保存しても比較的長持ちします。
れんこんの豆知識
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- 季節によって食感が変わる!
- 夏に出回る新れんこんは、水気が多く、サクサクとした歯ざわり。この時季のれんこんは揚げ物やサラダ、和え物に向きます。秋から冬にかけて、旬を迎えたれんこんは、味も風味も充実してホクホクとした食感に変わってきます。
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- 「先が見通せる」縁起物
- 穴がたくさんあいていることから、「先が見通せる」縁起物として、お祝い料理に欠かせない野菜。おせち料理の酢ばすや煮しめ、ひな祭りのちらし寿司の具などに使われます。
れんこんの産地を知ろう
れんこん |
旬:11月~1月 産地:茨城、徳島 |
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れんこんの基本情報
【学名】 | Nelumbo nucifera Gaertn. |
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【分類】 | 根菜類 |
【科】 | スイレン科 |
【原産地】 | 中国 |
主成分はでんぷんですが、ビタミンCを多く含んでいます。このビタミンCはでんぷんに包まれているため、加熱しても壊れにくいのが特長です。 |
引用・参考文献:「総合食品事典 第六版」東京同文書院刊
バリエーションに富んだ
れんこんの仲間たち
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監修:料理研究家 管理栄養士 岩﨑啓子