お肉全般の効能

(07)栄養の宝庫「レバー」の知られざる実力

栄養の宝庫「レバー」の知られざる実力:抗酸化作用、粘膜の新陳代謝、免疫力、細胞の再生、動脈硬化の防止

必須アミノ酸をバランスよく含み、「栄養の宝庫」といわれるレバー。ビタミンの含有量も高く、レバー50gで、成人が1日に必要とするビタミンAやビタミンB2をまかなうことができるといわれています。

ビタミンAは、抗酸化作用に優れ、粘膜の新陳代謝を促し、免疫力を高める働きがあります。また、ビタミンB2には、細胞の再生を促して、動脈硬化を防ぐ働きがあります。推奨量は、ビタミンAが成人男性850~900µg、成人女性650~700µgとなっており、ビタミンB2では成人男性が1.5~1.6mg、成人女性が1.1~1.2mgとなっています(※1)

レバーの素晴らしさは栄養価の高さのみならず、その「即効性」にあります。よく、「ビタミンAを摂るために緑黄色野菜を食べなさい」といわれますが、緑黄色野菜に含まれているのは、ビタミンAではなくベータカロチンです。ベータカロチンは体内に入ると、ビタミンAに変換されて利用されます。一方、レバーに含まれているのはビタミンAそのものです。このため、体内で栄養素を変換する必要がなく、ビタミンAをダイレクトに吸収することができるのです。

バランスのよい食生活を保つためにも、調理方法を工夫してレバーを日頃の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

※1 出典:日本人の食事摂取基準(2015年版)
1µg(マイクログラム)は百万分の1グラム、1mg(ミリグラム)は千分の1グラム

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東京農業大学 名誉教授 鈴木 敏郎(すずき としろう)先生
監 修
東京農業大学 名誉教授
鈴木 敏郎(すずき としろう)先生

プロフィール

1980年3月
東京農業大学大学院研究科農芸化学専攻(博士後期過程)終了(農学博士)
1981年4月
CSIRO(オーストラリア)食品化学部門食肉研究所へ2年間留学
1983年4月
東京農業大学農学部総合農産加工実習所助手
2003年4月
東京農業大学応用生物化学部食品加工技術センター教授
2007年4月
東京農業大学農学部畜産学科教授へ所属変更
2012年4月
東京農業大学農学部 学部長
2016年3月
東京農業大学退職
    4月
東京農業大学名誉教授 現在に至る

著書:食品加工技術概論(共著)、食肉・肉製品の科学(共著) 他

2019年4月現在

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