大人に役立つ効能

(12)ダイエットには筋肉が必要

ダイエットには筋肉が必要

「お肉を食べると肥満になりやすい」というのは、よくある誤解の1つです。肥満のメカニズムは非常にシンプルです。摂取カロリーが消費カロリーよりも多いと、余分なカロリーが体内に蓄積され、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。食べた分よりも多くのカロリーを消費すれば、決して肥満になることはありません。ここで忘れてはならないのが、「筋肉がなければ脂肪は燃焼しない」ということです。

運動をすると、まず筋肉中のグリコーゲンが分解され、次に、体内に蓄積された皮下脂肪や内臓脂肪が燃やされてエネルギーとなります。つまり、筋肉とは「脂肪燃焼の場」であり、筋肉が十分にないと体脂肪を燃やすことができません。ダイエットしたいからといってお肉を控えるのは誤った認識です。痩せたい人こそお肉をきちんと食べて適度な運動をし、筋肉をつけることが大切なのです。

また、お肉に含まれるカルニチンには、脂肪燃焼作用があることが知られています。脂肪は「脂肪の燃焼炉」といわれる細胞内のミトコンドリアで燃やされてエネルギーに変わりますが、単独でミトコンドリアに入ることができません。脂肪はカルニチンと結合することで初めて、ミトコンドリア内に入ることができ、燃やされてエネルギーに変わるのです。カルニチンは加齢とともに体内で合成される量が減るため、お肉を食べて補う必要があります。

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東京農業大学 名誉教授 鈴木 敏郎(すずき としろう)先生
監 修
東京農業大学 名誉教授
鈴木 敏郎(すずき としろう)先生

プロフィール

1980年3月
東京農業大学大学院研究科農芸化学専攻(博士後期過程)終了(農学博士)
1981年4月
CSIRO(オーストラリア)食品化学部門食肉研究所へ2年間留学
1983年4月
東京農業大学農学部総合農産加工実習所助手
2003年4月
東京農業大学応用生物化学部食品加工技術センター教授
2007年4月
東京農業大学農学部畜産学科教授へ所属変更
2012年4月
東京農業大学農学部 学部長
2016年3月
東京農業大学退職
    4月
東京農業大学名誉教授 現在に至る

著書:食品加工技術概論(共著)、食肉・肉製品の科学(共著) 他

2019年4月現在

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