大人に役立つ効能

(13)オレイン酸で生活習慣病を予防

オレイン酸で生活習慣病を予防

お肉にはアミノ酸以外にも、さまざまな健康成分が含まれています。貧血予防効果がある「ヘム鉄」、抗がん作用や体脂肪減少、動脈硬化予防などの効果がある「共役リノール酸」などはその一例です。なかでも、生活習慣病の予防効果が期待されているものに脂肪酸の1つである「オレイン酸」があります。

牛肉や豚肉に多く含まれるオレイン酸には、血中のコレステロールを適正に保つ働きがあります。コレステロールには悪玉(LDL)コレステロールと善玉(HDL)コレステロールがあり、悪玉コレステロールは動脈硬化や心臓病、高血圧の原因となりますが、善玉コレステロールには動脈硬化を予防する働きがあります。オレイン酸には、この善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールだけを減らす効果があるといわれています。

また、「酸化されにくい」ということも、オレイン酸の特徴の1つです。一般に脂肪の酸化が進むと、体内で活性酸素と結びついてDNAに損傷を与え、がんや動脈硬化、心疾患や脳疾患、糖尿病などの原因になります。オレイン酸にはがんや生活習慣病などを予防する効果があるのです。

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東京農業大学 名誉教授 鈴木 敏郎(すずき としろう)先生
監 修
東京農業大学 名誉教授
鈴木 敏郎(すずき としろう)先生

プロフィール

1980年3月
東京農業大学大学院研究科農芸化学専攻(博士後期過程)終了(農学博士)
1981年4月
CSIRO(オーストラリア)食品化学部門食肉研究所へ2年間留学
1983年4月
東京農業大学農学部総合農産加工実習所助手
2003年4月
東京農業大学応用生物化学部食品加工技術センター教授
2007年4月
東京農業大学農学部畜産学科教授へ所属変更
2012年4月
東京農業大学農学部 学部長
2016年3月
東京農業大学退職
    4月
東京農業大学名誉教授 現在に至る

著書:食品加工技術概論(共著)、食肉・肉製品の科学(共著) 他

2019年4月現在

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