子どもと野菜の
好き嫌い
Q1.
子どもが知らない野菜は何ですか?
まず子どもが知らない野菜、つまり食卓や給食にあまり出てこない野菜について、代表的なものの中から尋ねてみました。
最近はサラダなどで良く見かけるみずな、沖縄料理で有名なゴーヤがあまり知られていないようです。
また、やまいも、さといもといったネバネバ系のいも類も身近でない様子。
調理方法にバリエーションが少なそうな野菜が上位に来やすいようです。
Q2.
子どもが好きな野菜は何ですか?
今度は子どもが好きな野菜について尋ねてみました。
じゃがいも、とうもろこし、トマト、かぼちゃなど甘みのある野菜が人気のようです。みずみずしく食べやすいきゅうりも上位にきています。
近頃は、品種改良で甘みの強いものが作られるようになった野菜もあるので、その影響もあるかもしれません。
甘みやクセのなさがポイント!
Q3.
子どもが嫌いな野菜は何ですか?
逆に子どもが嫌いな野菜について尋ねてみました。
ゴーヤ、ピーマン、ねぎなどの苦みの強い野菜が上位に目立ちます。
多くの子どもが好きな野菜としていたトマトやブロッコリーが、嫌いな野菜の中でも多く挙げられているのは特徴的です。
栄養カウンセラー 定先生からの コメント |
季節感が野菜にもなくなっていますが、できるだけ旬のお野菜を新鮮な状態で食べる工夫をしましょう。 家庭菜園で育てて収穫して食べる体験をするのもいいし、買い物に子どもと一緒に行っていろんな野菜があることを学ぶのもいいでしょう。 小さいころから野菜に触れる習慣も必要です。 |
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- 定 真理子(じょう まりこ)
- 新宿溝口クリニック・チーフ栄養カウンセラー。栄養療法カウンセラーとして活動する傍ら、保育園から高校までの学校や一般向けの講演やセミナー、雑誌などでも活躍中。著書に35歳からの栄養セラピー「妊娠体質」に変わる食べ方があった!(青春出版)医師も実践している「子供を丈夫に育てる食事」(ワニブックス)がある。
写真:定 真理子 先生
調査方法:エバラ調べ/2011年6月実施/サンプル数273人