嫌いな野菜を
嫌いな理由
Q1.
子どもが一番嫌いな野菜は、何がイヤだから嫌い?
「子どもと野菜の好き嫌い」でもアンケートをとった嫌いな野菜ですが、それらはなぜ嫌われているのか、理由を探ってみました。
最も多いのは味の中でも苦みですが、その後続くのは味ではなく、食感・舌触り、におい、青臭さ、見た目、となっています。
味の中でも特に苦みが、嫌われてしまう原因に多いようです。
甘み、塩味、辛味は嫌いな原因になりにくい!
Q2.
野菜を嫌いな理由 ~ピーマンの場合~
嫌いな野菜の代表格、ピーマン。食卓に登場しやすい割に嫌いな野菜上位に入っています。
全体でも意見の多かった苦味が一番の原因のようです。同時に特有の青臭さも子どもたちに敬遠されがちな理由の一つです。
塩味を出す味付けがポイント!
Q3.
野菜を嫌いな理由 ~トマトの場合~
好きな野菜ランキング上位でありながら、嫌いな野菜の上位でもあるトマト。好き嫌いがハッキリでる野菜かもしれません。
嫌いな理由は、食感・舌触り、味だと酸味が大きな原因のようです。
生のトマトは口に入れた際の食感が特徴的で酸味が強いことを考えると、調理済か生食かで好き嫌いの差がでているのかもしれません。
加熱調理をすると甘みが増すので、工夫次第で食べやすくなる可能性アリ!
栄養カウンセラー 定先生からの コメント |
採りたてのピーマンをただ洗って食べさせる保育園がありますが、みずみずしくて少し甘みもあり子供達は喜んで食べているそうです。嫌いという先入観を持たずに新鮮な野菜をそのまま生で食べるのもいいし、トマトは焼きトマトにしたりスパゲッティーと一緒に食べたりどんどん料理しちゃいましょう! |
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- 定 真理子(じょう まりこ)
- 新宿溝口クリニック・チーフ栄養カウンセラー。栄養療法カウンセラーとして活動する傍ら、保育園から高校までの学校や一般向けの講演やセミナー、雑誌などでも活躍中。著書に35歳からの栄養セラピー「妊娠体質」に変わる食べ方があった!(青春出版)医師も実践している「子供を丈夫に育てる食事」(ワニブックス)がある。
写真:定 真理子 先生
調査方法:エバラ調べ/2011年6月実施/サンプル数273人