
お湯にくぐらせるだけで手軽に作れる冷しゃぶは、
忙しい日のメインのおかずにピッタリ。
手軽に作れる一方で、
お肉が固くなった、水っぽくなった、
冷しゃぶに合う
付け合わせはなにか・・・と
困ったことはありませんか。
このページでは、
お肉を柔らかく仕上げるためのコツと、
冷しゃぶに合う付け合わせを
ご紹介します!

\ヘルシーで簡単!/
冷しゃぶのメリット
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01
健康豚肉には良質なたんぱく質、ビタミンB1が豊富で疲労回復を助けてくれます。冷しゃぶは、ゆでることでお肉の余分な脂が落ち、野菜もいっしょにとれるバランスの取れたメニューです。
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02
簡単煮込む、炒める手間がなく、お肉をゆで汁にくぐらせて火を通すだけだから簡単。冷蔵庫にある野菜を切ってゆでたお肉をのせ、たれをかければボリューム感のある主菜に!
豚肉の部位の選び方
豚肉(しゃぶしゃぶ用)は部位によって
赤身や脂身の量、味わいが違うので、
お好みに合わせて選んでみましょう。
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たんぱく質とビタミンB1が豊富
もも肉は赤身が多く、たんぱく質とビタミンB1が豊富です。脂身が少なく、さっぱりとした味わいの冷しゃぶにおすすめですが、かたくなりやすいので注意が必要です。
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冷めてもしっとり
赤身と脂身のバランスが良い部位
ロースや肩ロース肉は、もも肉より脂身が多く、たんぱく質とビタミンB1を摂りながら脂の甘味も楽しめるバランスの良い部位です。脂が多いため、冷めてもしっとり柔らかさを保てます。
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脂の甘味が強く食べ応えがある
豚バラ肉は、ロース肉より脂が多く、甘味が強いので食べ応えがあります。ゆでることで気になる脂質を抑えられます。ゆでた後は常温で冷ますと脂が固まりにくいです。
ひと手間でグッとおいしく!
お肉を柔らかく仕上げるコツ
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豚肉を常温に戻す
冷蔵庫から出したお肉を急に高温のお湯でゆでると急激な温度変化で硬くなりやすいので、5~10分ほど常温に置いてからゆでましょう。
※夏場は菌が繁殖しやすいため、冷蔵庫から出してすぐに加熱してください。
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鍋に湯を沸かし、砂糖、塩、酒を入れる
お肉のたんぱく質が縮んでかたくなるのを抑えられ、うま味、甘味が引き立ちます。湯1ℓに対して、砂糖小さじ1、塩少々、酒大さじ2が目安です。
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ゆで汁は沸騰させたままにしない
沸騰したら弱火にし、湯がぐらぐらしていない状態になったらお肉をゆではじめます。沸騰したお湯に入れると、お肉のたんぱく質が急激にかたまって、肉質がかたくなり、うま味も逃げてしまうので注意。
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ゆでたお肉を常温で冷ます
冷水にとると急な温度変化で脂肪分が固まり、お肉のうま味が流れ出て水っぽくなってしまいます。
また、冷蔵庫で冷やすのも、お肉がかたくなってパサつくもとに。
片栗粉をまぶすとつるんとした
食感に
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片栗粉をまぶしてコーティング
片栗粉をお肉にまぶしてからゆでると、コーティングされてつるんとした口当たりになり、冷めてもしっとり感をキープできます。 -
ベタつき防止のため氷水にさっととる
お肉に片栗粉をつけてゆでた場合は、表面がベタついてくっつかないよう氷水にさっととり、ざるに上げましょう。
レンジで冷しゃぶをおいしく
作る方法
鍋でお湯を準備する手間を省きたいときは、電子レンジで作る方法が手軽です。
ゆでずに電子レンジで蒸すことで、豚肉の水溶性ビタミンB1の流出を抑えられるメリットもあります。
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耐熱皿に豚肉をのせ、
酒をまぶす
耐熱皿に豚肉(しゃぶしゃぶ用)120gをのせ、酒大さじ1をまぶします。 -
電子レンジで1分30秒加熱
豚肉を広げ、軽くラップをかけて電子レンジ(600W)で1分30秒ほど加熱。
お肉が重なった状態でレンジ加熱すると火の入りが均等にならないので、なるべく広げてから加熱するのがコツです。 -
お肉をほぐし、余熱で
なじませる
加熱後、お肉が重なっている部分がかたまりになってしまうので、全体を軽くほぐし、再びラップをかけて1分ほどおいてなじませるとしっとり仕上がります。
冷しゃぶには具材がのっかる
「おろしのたれシリーズ」が
相性ぴったり

冷しゃぶの味の決め手になるのが「たれ」
エバラ食品の「おろしのたれシリーズ」なら、
具材が大きく、お肉や野菜にのっかるから
からめやすく、味をしっかり感じられます。
おろしのたれシリーズは冷しゃぶの野菜によって
フレーバーを変えるのがおすすめ。
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さっぱり和風のたれで冷しゃぶを食べたいときに
「おろしのたれ」をかけた
冷しゃぶさっぱりした和風の冷しゃぶには、大根の千切り、かいわれ大根、みょうがを合わせるのがおすすめです。仕上げに国産大根おろしと鰹と昆布の和風だしが効いた「おろしのたれ」をかけると、さっぱり仕上がります。
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さわやかな洋風のたれで冷しゃぶを食べたいときに
「おろしのたれ オニオンビネガー」をかけた冷しゃぶ
洋風の冷しゃぶには、蒸したじゃがいも、サニーレタス、ラディッシュと合わせるのがおすすめです。国産おろしたまねぎと白ワインビネガー・粒マスタードのさっぱりとした風味の「おろしのたれ オニオン&ビネガー」をかけると、さわやかで奥行きのある味わいになります。
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ガツンとにんにく風味の冷しゃぶが食べたいときに
「にんにくのたれ」をかけた
冷しゃぶ満足感のあるガッツリ系の冷しゃぶには、加熱したしめじ、ブロッコリー、パプリカと合わせるのがおすすめです。醤油ベースに2種のおろし素材(にんにくと大根)とローストガーリックをあわせた「にんにくのたれ」をかけると、食欲そそるやみつきになる味わいに仕上がります。
冷しゃぶに合わせると満足感がアップし、
味や栄養のバランスをとりやすいおかず、
汁もののレシピをセレクトしました。
献立のヒントにしてください。
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冷しゃぶ + あったかスープ
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冷しゃぶ + 満足感アップおかず
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冷しゃぶ + 常備菜
コツを抑えて
おいしい冷しゃぶを作ろう♪
冷しゃぶをおいしく作るコツと冷しゃぶに合うおかずを紹介しました。
相性の良い「おろしのたれ」をかけて冷しゃぶを楽しみましょう。

冷しゃぶをおいしく作るコツと冷しゃぶに合うおかずを紹介しました。
相性の良い「おろしのたれ」をかけて冷しゃぶを楽しみましょう。
監修大越郷子先生
管理栄養士、料理研究家
服部栄養専門学校を卒業後、病院で勤務した後、フリーランスの管理栄養士に。書籍、雑誌、Webなどで健康・ダイエット・美容によいレシピ・献立を提案。簡単に作れ、食材の持ち味を活かすヘルシーなレシピが好評。料理教室「葡萄な食卓」主宰。『一日一食、おかずをスープに置きかえるだけ!満足感たっぷりでも“やせる”スープ』(宝島社)、『最新版 国立国際医療研究センター病院の一生役立つ糖尿病レシピ430』(西東社)など著書多数。