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体も料理もパワーアップ!スーパー果実「梅干し」を使いこなす!

体も料理もパワーアップ!スーパー果実「梅干し」を使いこなす!

じめじめとむし暑くなるこれからの季節。積極的に取り入れたいのが、昔ながらの梅干しです。抗菌効果が期待できるため、食中毒予防に貢献するとされていますが、それだけではありません。食欲を刺激し、疲労回復に役立つほか、調味料として使えば料理のおいしさをぐっと引き上げてくれる「スーパー果実」なんです。そんな梅干しパワーの効果的でおいしい使い方をご紹介します!

お弁当に入れるにもコツがある! 

お弁当に入れるにもコツがある! 

まずはお弁当。お弁当がいたまないよう梅干しを入れるという人も多いのではないでしょうか。実は、入れ方にはコツがあります。ごはんの中央に置くと、抗菌作用が期待できるのは、梅干しの周囲だけ。それよりも、きざんだ梅肉をごはんに混ぜたほうが効果的なんです。 また、お弁当に入れるのは、減塩やはちみつ漬けなどの「調味梅干し」より、昔ながらの塩分20%前後のタイプがおすすめ。塩が持つ殺菌作用との相乗効果が期待できます。梅干しの酸っぱさが苦手な家族がいるときは、しらす干しやこまかく切ったプロセスチーズを組み合わせておにぎりにしても。酸味が和らいで、食べやすくなります。
カレーにも!? 梅干しマジックでよりおいしく♪

カレーにも!? 梅干しマジックでよりおいしく♪

料理にもぜひ梅干しを使いましょう。豚肉や鶏肉、いかと一緒に炒めたり、きゅうりとわかめの和えものなどに混ぜると、酸味や風味が加わってメリハリのある味わいになります。とくに暑さで疲れやすいこれからの季節は、ぜひ豚肉と組み合わせてみましょう。梅干しのクエン酸と豚肉に豊富なビタミンB群には、疲労を和らげる働きが期待されます。意外な組み合わせでは、カレーに梅干し! 仕上げに梅肉を加えると、うま味が増して、よりおいしくなるのです。さらに、梅干しをみじん切りにしてオリーブオイルと混ぜると、さわやかな風味のドレッシングに。料理の調味料代わりに調味梅干しと昔ながらの梅干しのどちらを使うかは、お好みですが、ドレッシングに加えるなら、調味梅干しのほうがまろやかな味になります。 梅干しを上手に食生活に取り入れて、暑い季節を元気に乗りきりましょう!
豚肉の梅しそロールカツ
おすすめレシピ!

豚肉の梅しそロールカツ

脂っこいフライも「おろしのたれ」と梅・大葉でさっぱりと! 薄切り肉なら短時間で揚がります。

取材協力・監修/五十嵐ゆかり(管理栄養士)
 取材・文/角田奈穂子
 編集/サンキュ!編集部

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