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おいしいNEWS TOPへもどるマンネリ打破!定番食材・たまねぎをおいしく使いきる!
多くの家庭に常にある野菜といえば、たまねぎ。でも、なんとなく使っている人も多いのではないでしょうか。たまねぎのことをもっと知ると、健康にも役立ち、節約料理のレパートリーも増やすことができます。たまねぎに含まれるアリシンは、ビタミンB1の吸収を高める働きが期待できます。ビタミンB1は豚肉や鶏レバー、うなぎのかば焼き、豆類などに含まれ、不足すると疲れやすくなったり、だるさを感じやすくなったりします。春先はプチ体調不良も起こりやすい季節。たまねぎと合わせてビタミンB1をしっかりとりましょう。
すりおろしてドレッシングにプラス
たまねぎのよいところは、生食もできること。すりおろしたり、みじん切りにしてドレッシングに加えれば、風味がぐんとアップします。しょうゆやオイスターソースと混ぜれば、お手軽ソースに。バジルとたまねぎ、オリーブオイルをミキサーかフードプロセッサーでソースにし、ポークソテーや豚しゃぶ、焼いたり蒸したりしたたらや鮭などの魚にかければ、さっぱり味のおしゃれな一品に変身しますよ。 薄切りにしてサラダにトッピングすれば、ピリッとした辛味もほどよい味のアクセントに。オニオンスライスをしょうゆと削り節で和えるだけでも、おいしいおつまみや箸休めになります。
今の時季、保存はポリ袋で野菜室
たまねぎは常温で長期保存をしやすい野菜ですが、湿度が高い環境が苦手。カビが生えやすくなってしまいます。これからの高温多湿になる季節は、ポリ袋に入れて、口は閉じずに野菜室に入れておくといいでしょう。 最後にたまねぎを切るときのコツをご紹介。常温に置いていた場合は、たまねぎを使う30分くらい前から冷蔵庫で冷やしておくと、涙腺を刺激する成分が飛び散りにくくなりますよ。たまねぎがたくさん入っている市販の調味料もあるので、いろいろな料理でためしてみてはいかがでしょう。
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取材協力・監修/五十嵐ゆかり(管理栄養士)
取材・文/角田奈穂子
編集/サンキュ!編集部