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雑炊派?麺類派?鍋のシメはどうしてる?

雑炊派?麺類派?鍋のシメはどうしてる?

食材のうま味がたっぷり残ったスープにごはんや麺類を入れて食べるのが、鍋料理ではいちばん好き、という人もいるくらい、「シメ」は大事。とくに育ち盛りの子どもがいる家庭では、シメの炭水化物は必須です。
そんなに大切なシメなのに、よく考えてみると、案外、鍋の食材やスープほど重要視されていない気がしませんか? いつも白いごはんかうどん、ラーメンのどれか、という家庭も多いのではないでしょうか。

ごはんの入れ方で変わる!雑炊vsおじや

ごはんの入れ方で変わる!雑炊vsおじや

「せっかくおいしいスープが残っているのですから、シメもちょっと工夫してみてください。白いごはんのときも、溶き卵を加えたり、溶けるチーズをトッピングしたりすると、さらにうま味が増しておいしくなりますよ」とアドバイスするのは、管理栄養士・料理研究家の五十嵐ゆかりさんです。 ごはんは冷凍保存していたものでOK。凍った状態のまま鍋に入れましょう。電子レンジで解凍してから入れると、ごはんの粘りが出て、とろっとした「おじや」になります。ごはんの量は、4人の鍋なら2人前で十分。スープを吸ってごはんがふくらむので、少量でもしっかり満足感が得られます。
シメにきのこをたすと食べすぎ防止に

シメにきのこをたすと食べすぎ防止に

「麺類は、うどんやラーメン以外にも合うものがいっぱいあります。キッチンの食料庫を探してみると、そうめんや乾麺タイプのそばが見つかったりしますよね。春雨やパスタも皆さん、常備しているのではないでしょうか。シメのためにわざわざ麺を買わなくても、そうしたうちにある麺でおいしくいただけますよ」 おいしすぎて、シメを食べすぎてしまう人は、きのこ類も一緒に加えて、さっと煮てみましょう。雑炊や麺類は、どうしてもかむ回数が少なくなるので、食べすぎがち。食物繊維が豊富なきのこ類が入っているとかむ回数が増やせるので、食べすぎが防げます。
プチッと鍋ぞうすい
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プチッと鍋ぞうすい

あり合わせの具材とごはんで美味しく作れる、腹持ちのよい鍋ぞうすい。

取材・文/角田奈穂子
 編集/サンキュ!編集部

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