しゃぶしゃぶといえば牛肉? 豚肉?
しゃぶしゃぶといえば何肉?
思い浮かべる肉は地域によって異なりますが、家庭では価格の手ごろな豚肉がよく使われます。そんな豚肉にも牛肉のように、「ブランド豚」 「銘柄豚」が多数存在します。
飼育方法や飼料・水などにこだわったブランド豚は、いずれ劣らぬおいしさ。そこで、「なべしゃぶ」のつゆに合う銘柄豚はどれなのか、いろいろと試食してみました。豚肉と「なべしゃぶ」の相性がそれぞれこんなに違うとは、大きな発見です!
しゃぶしゃぶといえば何肉?
思い浮かべる肉は地域によって異なりますが、家庭では価格の手ごろな豚肉がよく使われます。そんな豚肉にも牛肉のように、「ブランド豚」 「銘柄豚」が多数存在します。
飼育方法や飼料・水などにこだわったブランド豚は、いずれ劣らぬおいしさ。そこで、「なべしゃぶ」のつゆに合う銘柄豚はどれなのか、いろいろと試食してみました。豚肉と「なべしゃぶ」の相性がそれぞれこんなに違うとは、大きな発見です!
北海道の広大な土地と良質な水、雄大な環境の中で育てた豚を、でん粉質を中心とした飼料で肥育することで甘みの強い美味しい豚肉に。脂が溶けやすく、お肉が冷めても旨味が落ちない特性も。
岩手県内の農家が育てたトウモロコシから子実だけを取り出した「子実とうもろこし」を飼料に使用。飲料はミネラルたっぷりの天然の地下水。筋繊維がきめ細かく、肉質が柔らかく、脂の乗りがいいブランドポークに仕上げています。
山形県庄内地方にある平田牧場の開放的な環境で、日本のお米を食べて、のびのびと育てられた三元交配豚。一般的な豚よりも長い期間(約200日)をかけてじっくりと飼育されることで、肉の繊維が柔らかく深い味わいに仕上がっています。
1997年に新系統豚として認定された比較的新しいブランド豚。北京黒豚、バークシャー、デュロックの3品種の長所を取り込み改良。「上質な香り」や「ほのかな甘み」、そして「さっぱりととろける脂肪」が特長です。
ランドレースと大ヨークシャーをかけ合わせた母豚に、岐阜県が開発した種豚「ボーノブラウン」を交配させて生産したブランド豚。霜降り割合は一般的な豚肉の約二倍。肉の旨味と脂の甘みを強く堪能できます。
独自に飼料を配合し、そのなかにはバウムクーヘンも含まれていることから別名「バウムクーヘン豚」。脂が上質で肉質とのバランスにすぐれ、牛肉と見間違うほどの霜降りが特長。全国銘柄ポーク好感度コンテストで最優秀賞の実績も。
フードコーディネイター 岡林 香代子さん
”La Marmite”cooking salon 主宰
企業のフードアドバイザリー ・ メニュー考案 &スタイリング やテレビ番組・雑誌等のフードコーディネート、食品イベントや食育事業の講師等、幅広い分野で活躍。料理教室も主宰。