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時短調理のコツは調味料にあり!一発でキマる簡単ワザとは?

時短調理のコツは調味料にあり!一発でキマる簡単ワザとは?

調理のときに意外に時間がかかっているのが、味つけ。しょうゆやみりん、砂糖などの調味料を出して、計量して鍋やフライパンに入れる作業は、自分で感じているより、手間がかかっています。
そこで、やっぱり活用したいのが、1本で決まる調味だれ。市販の「生姜焼のたれ」や「てりやきのたれ」などです。

「調味だれのいいところは、なんといっても1回で味が決まること。それだけでも調理の手間はずいぶん省けます」と言うのは、管理栄養士であり、料理研究家の五十嵐ゆかりさんです。

かき玉スープも「生姜焼のたれ」で

かき玉スープも「生姜焼のたれ」で

五十嵐さん流の調味だれの使い方のコツは、そのネーミングのとおりに使うだけではなく、ほかの料理にも応用すること。たとえば、「生姜焼のたれ」をお湯で溶き、溶いた卵を流し入れ、乾燥わかめを散らして、即席のかき玉スープにすることもあるそう。 「スープなら、いろいろなバリエーションが楽しめます。薄く切った玉ねぎを入れたり、乾燥野菜を入れたりすると、ボリュームもアップします。おかずと汁ものを兼ねた一品になるので便利ですよ。うま味がたりないと思ったら、削り節をちょっと足してみてください」
炊き込みごはんも「生姜焼のたれ」で!

炊き込みごはんも「生姜焼のたれ」で!

もう一つのおすすめは、炊き込みごはん。「生姜焼のたれ」などしょうゆベースの調味たれを米1合に対し、大さじ1加えます。ひき肉やきのこも一緒に炊くと、うま味が増しますし、ボリュームもアップ。簡単でおいしい炊き込みごはんの出来あがりです。 「たれは、ファスナーつき袋に肉を漬け込んで冷凍しておくのもおすすめ。味が肉によくなじんでいるので、調理の直前に漬け込むより、おいしいと思います。煮込みにも使えます」 煮込むときに野菜も加えれば、栄養バランスがよくなり、ボリュームもアップします。味見をして、味がたりないと思ったときも、同じ調味たれで調節できるので、味のバランスが崩れることもありません。 「私のおすすめは、生姜焼のたれですが、焼肉のたれ売り場には、いろいろな調味だれが市販されているので、お好みの1本を探してみてください」
豚の生姜焼き
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取材・文/角田奈穂子
 編集/サンキュ!編集部

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