2018.08.29
暑い日に食べたい!
暑い日に食べたい!
香りが食欲を高める夏のおでん
おでんによく使う食材は、根菜、練り物、乾物など、季節を問わず手に入りやすいものが多いですよね。
家計にも優しく、調理も手軽なおでん。寒い季節の定番料理ですが、食材や味付けの工夫で、夏でも家族が喜ぶ食卓の主役になります。
おでんのいい香りに、さらに食欲を高めてくれる香りを加えて、夏のおでんを楽しみましょう。暑い日にこそ食べたくなるおでんをご紹介します。
清涼感のある爽やかなレモンの香り
「レモンおでん」
<材料(2人分)>
- 大根(輪切り)
- 4切れ(約200g)
- こんにゃく
- 100g
- 結びしらたき
- 4個
- 焼ちくわ(斜め切り)
- 1/2本
- 結び昆布
- 2個
- ゆで卵
- 2個
- エバラプチッと鍋 寄せ鍋
- 2個
- 水
- 400ml
- レモン(薄い輪切り)
- 適量
<作り方>
- ① 大根としらたきは、それぞれ下ゆでしておきます。こんにゃくは熱湯でゆでてアク抜きし、食べやすい大きさに切ります。
- ② 鍋に「プチッと鍋」と水、具材を入れて、火にかけます。
- ③ 沸騰したら弱火にして約20分煮込み、仕上げにレモンをのせて出来あがりです。
「レモン」の香りと酸味で後味さっぱり
仕上げにレモンをのせると爽やかな香りがたち、一気に食欲を高めてくれます。食べやすい酸味とさっぱりとした後味で、暑い日にこそ食べたくなるおでん。具材にじゃがいもやトマトを加えてもおいしく召しあがれます。
たっぷりパクチーでアジアンな香り
「パクチーおでん」
<材料(2人分)>
- 大根(輪切り)
- 4切れ(約200g)
- こんにゃく
- 100g
- 結びしらたき
- 4個
- 焼ちくわ(斜め切り)
- 1/2本
- 結び昆布
- 2個
- ゆで卵
- 2個
- エバラプチッと鍋 寄せ鍋
- 2個
- 水
- 400ml
- パクチー(ざく切り)
- 適量
- ナンプラー
- 適宜
<作り方>
- ① 大根としらたきは、それぞれ下ゆでしておきます。こんにゃくは熱湯でゆでてアク抜きし、食べやすい大きさに切ります。
- ② 鍋に「プチッと鍋」と水、具材を入れて、火にかけます。
- ③ 沸騰したら弱火にして約20分煮込み、仕上げにパクチーをのせて出来あがりです。
- ④ ※お好みで、ナンプラーを少量かけてお召しあがりください。
暑い日に食べたくなる「タイ風」
いつものおでんにパクチーを加えるだけで十分タイ風になりますが、ナンプラーをかけるとよりタイ料理の味わいに近づきます。しめはゆでた春雨やくずきりがおすすめ。辛いものが好きな方は唐辛子を少量かけてもおいしく召しあがれます。
まとめ
作りやすく、食欲を高めるいい香りのおでんは、実は夏におすすめのお鍋です。屋外と室内の寒暖差や湿度の高さで夏バテしそうな時や、冷房のきいた室内で体が冷えてしまった時も、おでんは体を優しくあたためてくれます。具材に夏野菜を加えて、より夏らしくアレンジするのもいいですね。
おでんをおいしく作るポイントは、なるべく沸騰させないこと。弱火でじっくり火を通すと、具材にしっかりだしの味が染み込み、スープがにごりません。ぐつぐつ沸騰させない調理法は、あまり火を使いたくない暑い日にもぴったりです。
管理栄養士&フードコーディネーター 松田みやこ
短大卒業後は保育園に就職。約4年半、栄養士として給食業務に携わる。
その後、大手GMSの食育運動に約2年携わったのち、大手総合卸会社に転職後はSMやデパ地下のメニュー提案、商品開発の業務を約4年半行う。
その後、2010年祐成クッキングアートセミナーにてフードコーディネーター養成コース卒業、翌年2011年管理栄養士資格の取得。
現在は特定保健指導や企業向けにフードスタイリング、レシピ開発、メニュー提案などを行っている。
5歳と3歳の子供を持つ。