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お肉をおいしく調理する方法<鶏むね肉編>
2018.04.16

お肉をおいしく調理する方法
<鶏むね肉編>

「鶏むね肉」は低脂肪、低カロリー、高たんぱく、そして肉質がやわらかいのが特徴です。味は淡白ですが、うま味成分であるイノシン酸が鶏もも肉よりも豊富に含まれています。水分が逃げやすいので、蒸し料理や揚げ物にして、スープやソースで味をととのえて食べるのに向いています。今回は、簡単においしく作れる「しっとり鶏チャーシュー」の作り方と調理のワンポイントを、管理栄養士の資格をもつエバラ食品の菊岡がご紹介します。

特徴① 疲労回復を促進する「イミダペプチド」が多く含まれる

特徴② エネルギーの代謝を促進する「ビタミンB群」および、皮膚や粘膜を健康に保つ「ビタミンA」を多く含む

特徴③ 消化吸収の効率がよいので、胃腸の調子がよくない時や、お子様・高齢者の方にもおすすめ

「しっとり鶏チャーシュー」の材料および作り方はこちら

「しっとり鶏チャーシュー」の材料および作り方はこちら

<作り方>

① 鶏肉は余分な脂を除き、皮目をフォークで数か所さします。

② 密閉できるポリエチレン袋に①と「すき焼のたれ」を入れ、約1 時間おきます。

③ 蓋つきの鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させ、②を袋ごと入れ、再沸騰したら火を止めて蓋をし、湯が冷めるまで約1時間おきます。

④ ③の鶏肉を取り出してそぎ切りにし、白髪ねぎとサラダ菜を添えて、出来あがりです。

<材料(4 人分)>

鶏むね肉 2 枚(約500 g)
エバラ「すき焼のたれ」 150 ml
白髪ねぎ、サラダ菜 各適量

調理のポイント

  • 鶏肉は皮を取り除くことで、カロリーが大幅にカットできます。
  • むね肉は丈夫な筋繊維があるため、フォークで穴をあけて味をしみ込ませましょう。
  • 加熱しすぎると、水分やうまみが流れ出て肉質が固くなるので注意が必要です。

お肉のワンポイントアドバイス

フォークで穴をあけてから「すき焼のたれ」で下味をつけることで、お肉がよりジューシーに仕上がります。そのヒミツは「すき焼のたれ」に含まれている砂糖!砂糖には水分を抱え込み離さない性質があるため、たんぱく質と水分を結び付け、肉が固くなるのを防いでくれるのです。

コミュニケーション部 菊岡裕子

コミュニケーション部 菊岡裕子

管理栄養士
フードコーディネーター1級
お肉検定1級

2006年 エバラ食品工業株式会社 入社
マーケティング部にてメニュー開発を約10 年間担当
2016年 商品開発部にて「プチッとごはんズ」を開発
2018年 コミュニケーション部にてメニュー開発を担当

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