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料理のプロに習う 子どもと一緒に楽しむ料理レッスン【5】家族と、友だちと楽しめる! ワクワク! イベントメニュー

料理のプロに習う 子どもと一緒に楽しむ料理レッスン【5】家族と、友だちと楽しめる! ワクワク! イベントメニュー
髙井英克さんに習う、親子で楽しむ料理レッスン。
最終回となる今回は、お祝いや記念日にぴったりの、見た目も華やかなちらしずしを紹介します。洋風仕立てで、手軽に、楽しく、おいしく作れる、髙井さんならではの工夫がいっぱいです。
盛りつけのバリエーションアイディアもチェック!
作って楽しい&華やか! 簡単ほめられごはん

作って楽しい&華やか! 簡単ほめられごはん

食卓がパッと華やぐ、カラフルなちらしずし。大皿にドーンと盛って食卓に出せばごちそう感があり、誕生日会やお祝いごとなど、特別な日のメニューに最適です。
具材は、野菜やベーコン、むきえびなど、手軽で火が通りやすいものを使い、チャーハンのようにごはんと炒めるだけなので、短時間で作れます。具材は、お子さんが食べやすいよう、小さめに切るのがポイント。野菜が苦手でも、ごはんに混ぜ込めば食べやすくなります。
仕上げの卵のトッピングは楽しい作業。パフォーマンスとして、食卓で行っても盛り上がります。
洋風ちらしずし

洋風ちらしずし

材料(4人分)

スナップえんどう 10本(80g)
たまねぎ 1/2個(100g)
マッシュルーム 6個
ミニトマト 12個
ベーコン(切り落とし) 40g
むきえび 120g
にんにく 1かけ
塩・こしょう 各少々
ワインビネガー(または米酢) 大さじ3
オリーブ油 大さじ2
温かいごはん 400g
ゆで卵 1個
作り方

作り方

【具材の下ごしらえ

★お子さんと一緒に!★
(1)
スナップえんどうはとがっているほうを少し折り、へたに向かって筋を取ります。筋を切り離さないようにしてへたを折り、今度はとがっているほうに向かって反対側の筋を取ります。3等分に切ります。

(2)
たまねぎは繊維に沿って薄切りにしてから、繊維を断ち切るように粗めに刻みます。マッシュルームは縦に8mm幅に切ります。

(3)
ミニトマトはへたを取って横半分に切ります。

\おいしさUPポイント/
ミニトマトは味と果汁を出すために、横半分に切ります。

(4)
ベーコンは8mm幅に切り、むきえびは2~3等分に切ります。にんにくは包丁の腹でつぶします。

【具材を炒める】

(5)
フライパンににんにく、オリーブ油を入れて中火で熱します。

\クッキングポイント/
フライパンを傾けて熱し、にんにくの香りを油に移します。

(6)
にんにくの香りが出てきたら、ベーコンとえび、スナップえんどうを加え、さっと炒めます。

(7)
えびの色が変わったら、たまねぎ、マッシュルームを加えて塩こしょうをします。

(8)
野菜に火が通ったらミニトマト、ワインビネガーを加えてさっと炒めます。

(9)
中心がぐつぐつしてきたら、ごはんを加えて混ぜ合わせます。

\おいしさUPポイント/
中心部をぐつぐつさせるくらい加熱してワインビネガーの酸味をとばすと、まろやかな味わいに。

【盛りつける】

★お子さんと一緒に!★
(10)
(9)を大皿に盛ります。ゆで卵の殻をむいて白身と黄身に分け、白身をこし器またはザルに入れ、こしながらちらしずしにふりかけます。続けて黄身をこしながらふりかけます。
盛りつけバリエーション

盛りつけバリエーション

ちらしずしを、プリンカップや小さめのケーキ型などにつめて型抜きし、1人分ずつ盛りつけるのもおすすめ。特別感を演出でき、お子さんも喜ぶこと間違いなしです。お子様ランチの旗のような、かわいいピックを飾れば、見た目の楽しさもさらにアップ!

PROFILE:髙井英克
 料理研究家
 京都、東京・赤坂、麻布の日本料理店で修行を積み、料理研究家に。料理人としての経験と確かな知識をもとに、家庭でも作りやすくておいしいレシピを提案。主宰する料理教室では、四季折々の和の献立を中心に紹介。2人の息子をもつ父でもあり、子ども向けのレシピも得意。テレビや雑誌、書籍などでも活躍。(編集/ワン・パブリッシング)

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