
バーベキューをより楽しく!盛り上がるワンランク上のバーベキューのヒント
炭起こしにも慣れて、定番の焼き方はひと通りマスター。そんな方に試してほしい、バーベキューをもっと盛り上げる“ひと工夫”をご紹介します。
見た目も楽しいビア缶チキン、旬を味わうフルーツバーベキュー、みんなで楽しめるゲームのアイデアなど。いつものバーベキューがちょっと特別になるヒントをお届けします。

(たなか けいじ)さん
パーティーメニューで盛り上がろう「ビア缶チキン」

丸鶏にビール缶を差して豪快に焼き上げるビア缶チキンは、インパクト抜群。
表面はパリパリ、中はしっとり。味も見た目も文句なしで、パーティーの主役になること間違いなしのバーベキューメニューです。
材料
食材 | 分量 |
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鶏まるごと1羽 | 1~2kg |
ビール 350ml缶 | 1缶 |
レモン(液体レモンでも可) | 1/2個 |
お好みのシーズニングスパイス | 適量 |
オリーブ油 | 適量 |
道具
・バーベキューグリル(蓋つき)
・ビア缶スタンド
※蓋つきのグリルがない場合は、一斗缶や植木鉢などを使い鶏肉を覆うことで全体に温度を保ちながら火を入れていきましょう。またビア缶スタンドがない場合は、ビールを固定する土台もアルミホイルで作成できます。
前日下準備
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①しっかり洗い、水分を拭き取った鶏肉をフォークでさす。
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②鶏肉の外側・内側にレモンとお好みのスパイスを擦り込み、オリーブ油を全体に塗る。
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③下準備をした鶏肉にラップをかけ、冷蔵庫で寝かせる。
※翌日はジッパー付き保存袋に入れ、クーラーボックスに保管し、しっかりと保冷をして持っていきましょう
バーベキュー当日
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①缶ビールを半分ほど減らし、缶の口を上にして鶏肉をビア缶チキンスタンドにセットする。
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②焼くと脂が出るため、脂受けのためにスタンドにアルミホイルを巻く。炭はスタンドを囲むように配置し、グリルの蓋をする。
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③庫内温度を140度ぐらいに保ちながらゆっくりと火を入れていく。焼き加減を見ながら焼き上げる。
※1kgの丸鶏なら焼きあがりまで1~1.5時間程度
デザートもバーベキューで「フルーツバーベキュー」

お肉を焼いたあとは、ジューシーで甘酸っぱいデザートもバーベキューで楽しんでみませんか?
炭火でじっくり焼いたフルーツは甘みが増し、とろける食感と香ばしさに、思わず笑顔がこぼれます。
おすすめフルーツ
リンゴ、バナナ、パイナップル、キウイ
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バナナは皮ごと、リンゴやキウイなど丸い果実は半分にカットします。ブドウやイチゴなど小さいものはアルミホイルに入れて焼きましょう。
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おしゃれな器を使ったり、盛り付け方にちょっとこだわるだけで、あっという間に映えるスイーツが出来あがります。
音楽で会場を演出しよう「手作り簡易スピーカーづくり」

おいしい料理に、にぎやかな笑い声。そこに音楽が加われば、バーベキューの雰囲気はさらにアップ!身近な材料でできる“簡易スピーカー”の作り方を紹介します。
※近隣や周囲の人に迷惑にならないようにご注意ください
用意するもの
紙コップ | 2個 |
ラップの芯 | 1個 |
ペン、カッターナイフ |
※今回は下部スピーカーの端末を利用
使い方
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①紙コップに芯が通る穴を1つずつあける。最初は小さめに切り、 徐々に広げていくのがポイント。
※刃物の取り扱いには気を付けましょう -
②ラップの芯を好みの長さにカットし、端末が入る穴をあける。先にテープなどで装飾しても◎。
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③芯の両端に紙コップをさし込み完成。芯は奥までさしすぎず、空間をあけると音が響きやすい。
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完成
レクリエーションで絆を深めよう

おいしい料理と会話だけで終わらせるのは、もったいない。バーベキューにレクリエーションを取り入れれば、場の空気がいっそう和みます。簡単に楽しめるゲームで、さらに思い出に残るひとときを演出してみましょう。
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重さ当てゲーム
バーベキューで使う食材の重さを当てるゲーム。手に持った感覚や見た目から推測し、最も近い答えを出した人が勝ち!シンプルですが盛り上がります。

(たなか けいじ)さん
■資格
2000年2月栄養士免許取得
2013年12月バーベキュー上級インストラクター
2014年11月お肉博士1級取得(全国食肉検定委員会)
2015年4月シュハスケーロ資格取得(JBBQA認定)
2016年12月Certified Barbecue Judge(国際資格)
2017年1月バーベキュー中級講習MC資格取得(JBBQA認定)
2017年12月SCA Judging(SCA認定国際資格)