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社員インタビュー

ヒット商品を、ロングセラー商品に

クリエイティブ本部 商品開発部 商品開発一課(2021年度時点)

伊藤 史子いとう ふみこ

2004年入社
研究所、商品開発部、人事部を経て、マーケティング部にて業務

商品を育てる楽しさ

研究所で家庭用商品や新商品の試作開発を経験した後、商品開発部、人事部を経て、現在マーケティング部で鍋物調味料を中心に、マーケティング戦略の立案を担当しています。エバラ食品といえば、『焼肉のたれ』を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、『すき焼のたれ』や『キムチ鍋の素』などの鍋物調味料にも力を入れているんです。これらの商品を、これから先どのように育成していくのか、外部環境やお客様のニーズにどれだけマッチした商品を提供できるのか、日々さまざまな視点で分析しています。
以前、商品開発部に所属していたときに『プチッと鍋』の開発プロジェクトに携わりました。自身が開発を担当した商品にまた違った形で携わることができ、とてもうれしく思っています。視点が変わればアプローチ方法も変わり、新たな発見に繋がります。お客様が本当に必要としているものは何なのかをしっかりと考え抜き、市場に新しい風を吹かせていきたいと思います。

苦労の末に商品化に辿り着いた『プチッと鍋』

少し前まで、鍋物調味料といえば大容量のストレートパウチタイプが主流でした。しかし、お客様からは「重いので軽くしてほしい」「量の調節がしにくい」といった声が寄せられていました。こうした課題を解決できれば、鍋をもっと身近に楽しんでもらえる。そう考えたところから、これまでにない新しい鍋物調味料の開発プロジェクトが始まりました。
1人分から鍋が楽しめるよう、それまで調味料ではほとんど使われていなかったポーション容器に着目しました。研究所と何度も試作開発を重ねた結果、発売前のテスト販売では「こういう商品を待っていた」「容器がかわいい」などの評価をいただきました。その声を聞いたとき、「絶対に商品化しよう!」と強く思いました。
苦労したのは、実際に工場で生産できる品質につくりあげるところです。何度も工場に足を運び、研究所や製造部、工場の方々と一緒に悩み、解決策を探る日々。ようやく商品化まで辿り着けたときはメーカーで働く醍醐味を感じました。

入社当初から変わらない思い

「今まで世の中になかったものやコトを生み出したい」
この思いは、入社当初から今も変わりません。今までものづくりの現場で仕事をすることが多かったこともあり、お客様の声を反映するため、普段から当社の商品を使われているお客様と接する機会がありました。自分が商品をつくる先には、このようにお客様がいるんだということをあらためて実感するとともに、お客様のお役に立てるものをつくりたいという気持ちがさらに強くなりました。いつかはまた今まで経験した部署に戻り、以前とは違う視点や考え方を持ち、さまざまな部署での経験を活かして、お客様のお役に立てる商品やコトを生み出していきたいと思います。

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