切り方は? すりおろしもOK?
豚の生姜焼きがもっとおいしくなるたまねぎの活用法

生姜焼きがもっとおいしくなるたまねぎの活用法 オススメレシピもご紹介!

豚の生姜焼きとセットで出てくることが多い「たまねぎ」。味の相性が抜群なのはもちろん、一緒に食べることで健康効果もアップするんです。ここでは豚の生姜焼き×たまねぎの人気レシピをご紹介。たまねぎに含まれる硫化アリルなどの成分による血液サラサラ効果、コレステロール除去効果についても解説します。

10分で作れる! 豚の生姜焼き×たまねぎの絶品レシピ

豚肉にたまねぎを加えることで、甘みが増しておいしさアップ。ボリュームの割にカロリーが低いので、ダイエット中にもオススメのメニューです。たまねぎの辛み成分である硫化アリルによるコレステロールの低下作用で、血液をサラサラにする効果も期待できます。

調理時間……10分
エネルギー……477kcal
塩分:2.0g たんぱく質:15.9g

<材料>(2人分)
豚バラ肉(薄切り)……200g
たまねぎ……1個
エバラ生姜焼のたれ……大さじ3
サラダ油……適量

<作り方>
(1)豚肉は一口大に、たまねぎはくし形切りにします。
(2)フライパンに油を熱し、(1)を炒め、「生姜焼のたれ」を加えてからめ焼きして、出来あがりです。
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たまねぎの健康効果と生姜焼きがおいしくなる「切り方のコツ」

豚肉は疲労回復に効果的なビタミンB1のほか、皮膚や粘膜などの生成を助けるビタミンB2や筋肉や血液の生成を促すビタミンB6、たんぱく質を構成するアミノ酸など、健康維持に欠かせない成分が豊富に含まれています。こうした豚肉の健康効果の一部をさらにアップさせてくれるのが、じつはたまねぎなんです。

たまねぎを切ると、涙が出たり鼻がツンとしたりしますよね。これはたまねぎに含まれる「硫化アリル」という成分のせいなんです。硫化アリルのなかでも「アリイン」という成分は、体内で変化してビタミンB1のエネルギー代謝を持続させます。「最近疲れがたまっている気がするな」というときは、ビタミンB1が豊富な豚肉と、たまねぎを一緒に食べて、疲労回復をはかるのがオススメです。

たまねぎはスーパーなどで安価に購入できる身近な野菜ですよね。でも、切り方については「よくわからず適当に切っている」という人も多いもの。そんな方は下の手順を参考に、ぜひたまねぎの切り方をひと工夫してみてください。いつもの生姜焼きがよりおいしくなりますよ。
たまねぎの健康効果と生姜焼きがおいしくなる「切り方のコツ」
❶たまねぎを繊維に沿って1/2の大きさにカットします。
❷芯の部分に斜めに包丁を入れ、芯を取ります。
❸たまねぎを2~3枚ずつにはがし、それぞれ繊維に沿って1cm幅くらいにカットします。


ひとつめのポイントは、たまねぎを繊維に沿って縦に切ること。これによって、独特のシャキシャキとした食感を残すことができます。時間がなくて少しでも早く火を通したいときは、横に切ってみて。たまねぎの繊維が断ち切られて火が通りやすくなります。

2~3枚ずつにはがすのは、切ったたまねぎの大きさをそろえて火の通りを均一にするため。たまねぎの内側と外側では周径に差があるので、ひとそろえにして切ると大きさがバラつきやすいんです。たまねぎをよりおいしく仕上げるために、ぜひ覚えておいてくださいね。
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生姜焼きに「すりおろしたまねぎ」で血液サラサラ効果アップ

たまねぎの健康効果を引き出したい人は、すりおろして食べるのもオススメです。血液サラサラ効果のもとになる成分である硫化アリルは熱に弱く、生で食べるのがおすすめ。たまねぎをすりおろして「生姜焼のたれ」と混ぜ、焼いた豚肉にかけて食べてみてください。たれの食感が変わり、味わいも新鮮なものになるでしょう。

すりおろしたまねぎには、豚肉をやわらかくする働きがあります。たんぱく質分解酵素であるプロテアーゼがお肉の繊維を断ち切り、固いお肉もやわらかくジューシーに生まれ変わらせてくれるのです。
時間に余裕があるときは、すりおろしたまねぎを混ぜた「生姜焼のたれ」に豚肉を20分程度漬け込んでから調理してみましょう。硫化アリルの静菌作用により、お肉の臭みもスッキリと取ることができます。

プロテアーゼには、消化を助けてくれるはたらきもあります。「最近胃がもたれやすくなってお肉を食べられない」という人は、ぜひすりおろしたまねぎを添えて食べてみてください。脂分の少ない豚もも肉や豚ヒレ肉を使えば、食感もさっぱりとして食べやすくなると思います。

おいしいだけでなく健康にもいい、豚肉×たまねぎの組み合わせ。「生姜焼のたれ」を使えば調理も簡単です。ここでご紹介した健康効果は、生姜焼きだけでなくほかのレシピにも当てはまります。ぜひいろいろな料理に試して、オリジナルの豚肉×たまねぎレシピを見つけてみてください。

管理栄養士のワンポイントアドバイス

たまねぎの血液サラサラ効果は、水にさらすと流れ出て減ってしまいます。辛さが気になる方はすりおろしたり、細かく切って表面積を広げ、常温で空気に触れさせると酵素の働きで辛み成分が減り、血液サラサラ効果はさらにアップします。この方法だと有効成分が加熱に対しても強くなるので、料理の一番初めにたまねぎを切って、他の準備をしている時間に広げて置いておくといいですよ。
(監修:管理栄養士・フードコーディネーター 藤井 佑里子)

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