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野菜が高い!!「もやし炒め」以外の乗りきり方を教えて!

野菜が高い!!「もやし炒め」以外の乗りきり方を教えて!

夏の天候不順の影響で、野菜の値段が高い(泣)。スーパーの野菜売り場で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

「天候不順で高くなる野菜は、主に露地栽培の葉ものです。ハウス栽培の野菜やきのこ類は、露地ものに比べて値段が安定していますから、手ごろな値段の野菜を積極的に活用しましょう」とアドバイスするのは、管理栄養士であり、料理研究家の五十嵐ゆかりさんです。

高い野菜は少なく使う。きのこでボリュームアップ!

高い野菜は少なく使う。きのこでボリュームアップ!

「葉もの野菜は少なくても大丈夫!」のポイントは、いろいろな野菜と組み合わせて、ボリュームをアップさせること。たとえばキャベツは、値段が安定しているきのこ類と組み合わせれば、使う量を減らせます。 「高いから買わない、ではなく、いろいろな野菜を組み合わせることで、少なく使ってボリュームはキープするという考えにシフトしてみては? 複数の野菜を使うと、うま味も増しますし、栄養バランスもよくなるので、実はとてもいいことなんですよ」
残った野菜は調味だれで作り置きや冷凍に!

残った野菜は調味だれで作り置きや冷凍に!

今まで無駄にしてきた野菜がないかどうかにも目を向けてみてください。葉ものはいたみやすいので、全部を使いきらずに捨てていた人も多いのではないでしょうか。 そこで、取り入れたいのが「作り置き」。五十嵐さんは、「1本で味が決まる調味だれは、作り置きにも活躍します。時間のあるときに、切った野菜を炒めて、調味だれで味つけして常備菜にしておくと、手軽な副菜になりますよ」とアドバイスします。 上手な作り置きのコツは、加熱調理の直前まで下ごしらえしてしまうことです。肉や魚も特売で買ったら、その日、使わなかった分は切った野菜と一緒に調味だれで漬け込み、冷凍しておきましょう。そうすれば、忙しいときでも栄養バランスのとれたおかずが短時間でさっと家族に出せます。 「冷蔵庫にいつまでも食材をそのままの状態で保存しないこと。常にくるくると食材が回っている状態にすると無駄が減りますし、お金の節約にもなります。野菜が高い時期こそ、食材の使い方を見直してみてください」
きのこの浅漬け
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きのこの浅漬け

電子レンジでお手軽に! お好みのきのこで作る、あっさり浅漬けです。

取材・文/角田奈穂子
 編集/サンキュ!編集部

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