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社員インタビュー

品質保証部 品質管理課(2021年度時点)

小笠原 望都おがさわら もと

2016年入社
津山工場生産技術課での配属を経て、現在は品質保証部品質管理課にて勤務

生産技術課の仕事について

 入社して最初に配属されたのは、津山工場生産技術課でした。生産技術課のお仕事は、生産の事前準備などをする業務課と、製品をつくる製造課の間に位置しており、生産過程における検査や品質管理を担っています。また、研究所が考えた製品の設計(配合)をどのように現場に落とし込むかを考え、生産に必要なさまざまなシステムの準備を担当しています。研究所内にも同じような仕事がありますが、私は生産現場である工場での業務を担当していました。
 私は微生物などの検査を行う農学系の大学を卒業したので、入社前から品質管理に必要な知識をある程度持っていました。しかし、工場における管理の重要性や食品の衛生管理HACCP(ハサップ)など知らないことがたくさんあり、入社後に多くの知識を習得する必要がありました。また、製品知識についても先輩方が一から教えてくださったので、働きながら学びを深めることができました。

製造現場と本社での仕事の考え方の違いについて、どこにおもしろさを感じるか?

 どちらの品質管理部門においても安全が第一なので、根本的な考え方は変わりません。
 工場の品質管理部門は、異物混入を防ぐために5S活動を推進するなど、製品を作る際の安全を考えることが主な仕事です。一方で、本社の品質管理部門は、開発段階からさまざまなことを俯瞰して考える必要があります。
 例えば、新たに採用したい原料があった場合、その原料や仕入先に食品安全上の不安がないかなどの審査もします。このように、研究開発部門や取引先とやり取りしながら、製品の安全を守ることが主な仕事です。本社の品質管理部門に異動してから、関連部署とのやり取りが増えたことで視野がより広くなったと感じています。

「品質管理でやりがいを感じた業務」   「私にとって品質管理とは」

 品質管理課が担っている業務に、品質監査があります。品質監査とは、製品の生産工場や原料の仕入先工場に出向いて、食品安全上の不安がないか、現場の方と生産工程を確認する業務です。社内外問わず、生産工場とのつながりを強く感じると同時にやりがいも感じます。
 「安全な製品を作る」ということは、他部署から見た場合、「当たり前のことをしている」だけと思われるかも知れません。ただ、現場では、その「当たり前」をお届けするために細心の注意を払い、製品の一つひとつを作りあげています。品質管理が機能しているからこそ「当たり前の安全」が提供できる。私は、縁の下の力持ちという裏方的な役割に魅力を感じています。
 「当たり前が、当たり前であるために、どのようにすれば実現できるのか?」そうしたことを日々意識しながら業務に邁進しています。

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