ヒラヒラと紙のような雪がちらつきはじめました。タレ坊が、両方の手の平を頭の上につけて耳のようにしながら、ぴょんぴょん飛び跳ねています。
「“雪やこんこん、キツネはコンコン・・・”」歌声を聞いて、
おじいちゃんが庭から声をかけました。
「タレ坊、『こんこん』じゃなくて、『こんこ』だよ。
『来い来い』って意味なんだ」
「へー、キツネじゃないんだ。ねぇ、どうしてお正月に行った田舎みたいに、たくさん雪が積もらないの?つまんないなぁ」
おじいちゃんは、ちょっと眉間に皺を寄せました。
「今、地球は大変なんだよ。みんながたくさんのゴミを出したり薄着で暖房を強くしたり、贅沢に車を乗ったりしたせいで、地球全体に熱があるんだ。だから、昔よりずっと雪も少なくなっているんだろうな」
「地球が風邪ひいちゃったの?どうしたら治るの?」
「――ごはんですよ」
おばあちゃんが、居間の障子を開けました。
こたつの上のカセットコンロでは、ぐつぐつと見るからに温かそうな鍋が煮えています。
「あ、今日は担々ごま鍋だ!
おじいちゃん、みんながお鍋を食べたら、地球の風邪も治るかもね」
「ああ、そうだな。家族で鍋を囲んで暖房のスイッチを切れば、温暖化防止になるよ」
「おじいちゃん、ほら食べよう“雪やこんこん、お鍋はタンタン・・・”」
おじいちゃんは、やれやれと肩をすくめて灰色の空を眺めました。子どもたちなら、地球をきれいにするのは訳ないな、と考えながら。
ピリ辛でごまうま!担々ごま鍋
■材料(4人分)
豚挽き肉150g、豚薄切り肉200g、
チンゲン菜2株、
白菜1/4株(約300g)、長ねぎ2本、
しめじ2パック、豆腐1丁、
水600ml、
エバラ担々ごま鍋の素1本(300ml)
■作り方
お鍋の後のお楽しみ!
おいしく鍋を食べ終えたら、残った
スープに生ラーメン・うどんを入れ
て担々麺にしてお召し上がり下さい。
※ラーメンはあらかじめ別の鍋で
ゆでてから加えてください。
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