エバラ家の団らん食卓vol.15

夏ばて 7月 文/安井レイコ

「タンタン、ウンタン、ターンタタン、ウン、タンタン…」
タレ坊が、日ごろにはない真面目な顔をしてカスタネットを叩いています。
「タレ坊は、何をしてるの?」
「来週、幼稚園で発表会があるんですって。合奏の練習をしているようですよ」
おばあちゃんのヒソヒソ声に、お母さんがヒソヒソと答えました。
「ところで、今日のお昼、そうめんにしてもらえる?」
「あら。お義母さん、このところ、そうめんやお茶漬けばかりじゃないですか」
「夏ばてかしらね。蒸し暑くて、食欲がないの」
「冷やし中華にする予定だったんですけど…」
「ああ、決まっているならいいのよ」
お母さんは、おばあちゃんの背中を見ながら少し考えると、冷蔵庫の野菜室に手をかけました。


「合奏の練習、うまくいってるかい?」
「おじいちゃんも見に来てくれる?『七夕さま』の歌をやるんだ」
「おお、いいねぇ。じゃ、おばあちゃんと行こうかな」
おばあちゃんが弱々しく笑ったとき、お母さんがお昼ごはんをお盆にのせて運んできました。
「おや、今日は冷やし中華だったんじゃないの?」
「夏ばて予防にはビタミン類をバランス良く摂ったほうが良いので、野菜とお肉が入って食欲も出るような、ピリ辛の冷し担々麺にしてみました」
「タンタン麺?タンタン、ウンタン、ターンタタン…」
「タレ坊、うるさ〜い!」
お姉ちゃんが耳をふさぎ、おばあちゃんも大きな声で笑いました。夏ばても、これで逃げていきそうです。


 


ピリ辛ごまうま!夏の涼味麺!冷し担々麺

■材料(1人分)
・中華麺 1玉
・豚挽き肉50g
・チンゲン菜1/2袋
・トマト1/4個
・長ねぎ(白髪ねぎ)1/4本 
エバラ担々ごま鍋の素40ml・水60ml
■作り方
@エバラ担々ごま鍋の素を水で希釈し、冷蔵庫で
 冷しておきます。
Aフライパンを熱し、挽き肉を炒めます。
Bチンゲン菜は茎に切れ目を入れて下茹でし、ト
 マトはさいの目に切っておきます。
C中華麺を茹で上げ、十分に水洗いし、皿に盛り、
 @の汁をかけ、ABをのせて出来上がりです。
 お好みで白髪ねぎや、千切りにしたきゅうりを
 のせてお召し上がりください。

担々ごまスープに良く合う豚挽き肉とチンゲン菜は必ず入れ、その他の食材と一緒に召し上がってください。

エバラ担々ごま鍋の素

鶏がらスープと醤油をベースに、血液サラサラ効果のある練りごまとニンニク、さらに血行促進効果のある豆板醤を加えた、程よい辛さとコクのある鍋スープの素です。

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